今日は、愛機 YKK NEWMAX Model 130⚙️ を使い、ひとつずつ丁寧にボタンを打ち付ける作業を行っていました。
手縫いよりスピーディーではありますが、やり直しがきかない分、集中力が何よりも大切。
位置や生地の裏表を細かく確認しながら進めていきます。

実は、この“ボタン付け”にはかなりこだわりがあります。

私は手仕事が得意とは言えず、ボタンそのものを綺麗につける技術は決して高くありません。
それでも「どこにつけるか？」によって服の仕上がりは大きく変わります。

どれだけこだわってパターンを引いても、
どれほど丁寧に縫製しても、
ボタンの位置が適当であれば、すべてが台無しになってしまう。

しかも服は一着ずつ仕上がりに個体差があり、
その微妙な違いに合わせてボタン位置も調整しなければなりません。

売り場でお客様と直接お話しすると、服に詳しい方から
「ボタン位置が気になる」とご指摘いただくことも、過去に何度かありました。
そうした声をいただくたびに、服づくりは教科書ではなく、
着てくださるお客様から学ぶことが本当に多いと実感します。

ボタンが付いたものから順に出荷してまいります📦
10月までにオーダーいただいた皆さま、もう少しだけお待ちくださいませ✨

【神戸阪急 デニム博】
📅 2025年12月10日（水）〜 12月16日（火）
⏰ 10:00〜20:00（最終日は18:00閉場）
📍 会場：神戸阪急 9階 催事場